医療機関、介護施設等に対し、個人受検料無償で法定ストレスチェップログラムを提供します
新型コロナウイルス感染症流行対策の最前線でがんばるヘルスケアワーカーの皆様を支援する目的で、弊社のストレスチェック「SC on CLOUD」(厚生労働省準拠のストレスチェック)の受検費用を、無償で提供します。(サーバー管理料は別途かかります) 概要は以下の通りです。 提供期間:2020年4月1日~2020年6月30日 受検対象:医療機関や介護施設等でがんばるヘルスケアワーカーの皆様 ※対象になるかご不明な場合はお問合せください。 質問項目:職業性ストレス簡易調査票57項目とストレスコーピングタイプチェックを含む95項目 受検料金:無料/人 サーバー利用料(5年間のデータ保管料含む):11,000円(税込)/ 機関 ※1)コース詳細は、OEM先である株式会社ディジットの「サービスページ」下部、「基本メニュー」をご参照ください。 ※2)株式会社ディジットのキャンペーンに呼応しております。直接、株式会社ディジットにお申し込み・お問い合わせいただくこともできます。株式会社ディジットでは、マークシートや職業性ストレス簡易調査票57項目のみの提供もあります。
中国・Xuanwu Hospital Capital Medical UnivercityのXiao Han氏らによる、武漢市でCOVID-19患者を治療した医師らを対象に5つの尺度(臨床的に妥当性の認められている自記式心理質問紙による尺度)を測定し、その関係をみた研究を紹介します。
観察尺度
不安:Self-Rating Anxiety Scale(SAS)
自己効力感:General Self-Efficacy Scale(GSES)
急性ストレス反応:Stanford Acute Stress Reaction Questionnaire(SASRQ)
睡眠の質の低さ:Pittsburgh Sleep Quality Index(PSQI)
ソーシャルサポート:Social Support Rate Scale(SSRS)
点数が高いほど、これらの度合いが強いということを示します。
この研究により、忙しくストレスフルな職場において、急性ストレス反応が高まり、不安が強まり、睡眠の質が低下することは自然ではあるけれど、ヘルスケアワーカーのソーシャルサポートがさかんになることで、自己効力感が高まると同時に、負の反応を弱められるという期待が示されるとともに、不安によって自己効力感が低下してしまう可能性はあるけれどそれ以上に、ソーシャルサポートによって自己効力感が高まる度合いのほうが大きいとわかりました。
さまざまな知見によりソーシャルサポートがストレスを緩和することは証明されています。
ストレスチェックの提供を一つのソーシャルサポートとして捉えることもできるでしょう。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴うヘルスケアワーカーのストレスケアが注目されています
新型コロナウイルスの流行に伴い、各医療機関が多忙を極める様子を見聞きします。
いたずらな受診を抑止する報道にも関わらず患者数が増えるのはもちろん、毎日のように新型コロナウイルス関連の通知が届き、備品が不足し、ときには備品が盗まれ、利用者は不安に駆られ、通常診療のオペレーションを変更せざるを得ない状況が続いています。私達はこんなときこそ、誰かの、社会の役に立ちたくてヘルスケアワーカーとなりましたが、だからといってストレスによる悪影響を受けないわけではありません。
一般的なデスクワークと異なり、リモートワークや時短勤務をすることができないどころか普段以上に残業し、自分が感染するリスクと、よりハイリスクの利用者に感染させるリスクのダブルのリスクに対策していますが、濃厚接触しなければサービスが提供できません。流行という社会現象へのストレスで苦しむ社会全体のストレスまで軽減することを期待されてしまうヘルスケアワーカーの皆様、本当におつかれさまです!
そんなヘルスケアワーカーに支えられている医療機関、介護施設等の経営者の皆様、なんとかして従業員の激務を労い、努力に報いるような、健康を害する悪いストレスを減らす策を模索してらっしゃることでしょう。
厚生労働省は、それぞれの従業員がストレスレベルの自覚によってメンタルヘルスリテラシーを高めることで各自の、できればストレスチェック結果の集団分析により妥当な環境改善を行うことで職場全体の、メンタルヘルスを向上することを目的としています。
50人以上の事業場はこれまでも一年に一度、一定のコストをかけて実施していたことでしょう。
この混乱はまだまだ続きます。当社のストレスチェックは、ストレスレベルだけでなく、ストレスコーピングの傾向を自覚することで、さらにストレス耐性を高められる期待があります。
コンプライアンスの点からも、従業員への心理的ケアの点からも、またコスト削減の点からも、この機会にぜひ、ご受検下さい。
法定ストレスチェックで浮いたコストをぜひ、現場のヘルスケアワーカー支援に還元して下さい。
そのための無償提供です
50人以上の事業場は法定義務遵守、50人未満の事業場は助成金を利用、仲間のクリニックと一緒に受検しましょう
50人以上の事業場では必ず実施しなければなりませんし、毎年、一定額の費用をかけていることでしょう。
50人未満の小さなクリニックや薬局などでは、ストレスチェックを行ったことはないかもしれません。
50人未満の医療機関その他に2つのご提案があります。
助成金の利用
助成対象 助成額(上限額)
①ストレスチェックの実施 1従業員につき500円
②ストレスチェックに係る医師による活動 1事業場あたり1回の活動につき21,500円(上限3回)
受検に際しサーバー利用料がかかりますので、①のストレスチェック費用として申請することが可能です。
医師による活動の医師には特に条件はありませんので、医療機関所属の医師による活動で申請できます。
弊社ではこの助成金申請支援を過去に20件以上行っており、全件で助成金を獲得できました。
独立行政法人労働者健康安全機構に問い合わせると親切に教えて下さいますし、弊社でお手伝いすることも可能です。
申請から入金までの期間が短く、手続きが容易なので、ぜひ、ご利用下さい。
届出前に、次の5つの要件を全て満たしていることを必ず確認して下さい。
労働保険の適用事業場であること。
常時使用する従業員が派遣労働者を含めて50人未満であること。
ストレスチェックの実施者が決まっていること。
事業者が医師と契約し、ストレスチェックに係る医師による活動の全部又は一部を行わせること。
ストレスチェックの実施及び面接指導等を行う者は、自社の使用者・労働者以外の者であること。
助成対象 (1)ストレスチェック 年1回のストレスチェックを実施した場合に、実施人数分の費用が助成されます。 (2) ストレスチェックに係る医師による活動 ストレスチェックに係る医師による活動について、実施回数分(上限3回)の費用が助成されます。 【ストレスチェックに係る医師による活動 】 ・ストレスチェック実施後に面接指導を実施すること ・面接指導の結果について、事業主に意見陳述をすること くわしくはこちらの独立行政法人労働者健康安全機構のページをご覧ください。 仲間のクリニックと一緒に 無償提供といってもサーバー利用料がかかるために、20人未満の従業員の事業場では、一人あたりのストレスチェック費用が、実質500円以上になってしまいます。 弊社のストレスチェックは10人以上のグループに対して集団分析を適用しています。近隣や友人同士の医療機関を集めて、一つの大きな仮想団体の部門として受検して頂く場合、サーバー利用料は一団体分しかかかりません。 また助成金申請時のストレスチェックの実施及び面接指導等を行う者についても協力が可能ですね。 また、自組織だけでなく、仲間組織の集団分析結果が可視化されるため、それぞれの強みを明らかにした上で、互いに強みを生かした相互協力につなげることができます。 前述のとおり、この未曾有の業務関連性ストレスによる心理社会的な健康障害を最小限にするために最も有効な支援がソーシャルサポートです。仮想コンソーシアムをつくることによって、そこがソーシャルキャピタルとなりソーシャルサポートが増幅します。 この機会に声をかけあって、例えば医師会単位、同診療科単位、同門単位などでストレスチェックを受けてみませんか? お問い合わせ 株式会社心陽ストレスチェック窓口 SC@shinyo.pro または お問い合わせフォーム ヘルスケアワーカーの支援に関する参考資料 WHO resources for protection of health workers and emergency responders(WHO) Manage Anxiety & Stress (CDC) Supporting the Health Care Workforce During the COVID-19 Global Epidemic (JAMA) Mental Health and Psychosocial Considerations During COVID-19 Outbreak (WHO) Addressing anxiety about the coronavirus (COVID-19): Healthcare workers (Magellan Health Insights)
全ホームページのストレス関連ブログ20件のうち、15件をピックアップしたPDFはこちらから。
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